カンボジア・シェムリアップから帰国した30代夫婦がお届けする暮らしにまつわるWebメディア

カンボジアの通貨はリエルじゃないの?「サン」って何?

カンボジア通貨のサン(Sen)は、リエルの下位通貨単位で、1リエルが100サンに分割されています。しかし、現在のカンボジアでは、実際にはサンはあまり使われておらず、リエルのみが広く流通しています。

カンボジア独自の通貨サンの成り立ちと歴史

サンは、カンボジア独自の通貨単位で、1953年の独立時に導入されました。当時、リエルとサンの両方が一般的に使用されていましたが、現在では、1サンが0.01リエルに相当するため、小額の支払いにはリエルが使われることが一般的です。また、多くの場合、商品の価格はリエルで表示されます。

カンボジアのサンの入手方法は?

カンボジアでは、通貨の小額化によるインフレーションを防ぐため、サンの発行が中止され、リエルが主流となりました。現在でも、一部の販売業者や市場で、商品の値段が1リエル未満の場合には、サンが使われることがありますが、それ以外ではあまり使用されていません。